14系
夜間のため高解像度の写真はありません。ご了承ください。
西小倉駅へと入るED74「富士」(撮影場所:日豊本線西小倉駅 撮影日:2007年3月21日)
その後、1964年の東海道新幹線開業により「富士」を含む昼行特急の一群は全廃。「富士」は東京から日豊本線を直通し西鹿児島(現・鹿児島中央)をつなぐ寝台特急列車となった。
そして運行区間を南宮崎、大分と短くしていき、最終運行時の状態になる。
1999年からは東京〜熊本間を結ぶ「はやぶさ」との併結運転を行い、門司駅で分割・併合する。
2009年3月13日、ダイヤ改正のため「はやぶさ」とともに廃止。東京駅を通るブルートレインはなくなった。
「富士」に使用されている14系は1971年に登場。当時「走るホテル」と呼ばれていた20系客車の置き換えのため開発された。
現在では寝台特急「北陸」や夜行急行「はまなす」、臨時夜行快速「ムーンライト九州」に使用されており、その勇姿を見る事ができる。
「富士」のヘッドマーク (撮影場所:日豊本線西小倉駅 撮影日:2007年3月21日)
40年たった現在でも使用され続けている14系客車 (撮影場所:日豊本線西小倉駅 撮影日:2007年3月21日)
管理人の編集後記
唯一生き残った「富士」、「はやぶさ」も13日に姿を消しました。
始発や終点の東京駅・熊本駅・大分駅はもちろん、深夜の大阪駅にもその最後の勇姿を目に焼き付けようとたくさんの人々が集まりました。
この紹介を書き出したのも3月15日のことで、恐るべき「臨時公開」でした。
僕の場合、だいぶ前に西小倉駅でたまたま運転停車していたところを撮れただけで、良い写真は残っていません。
いつまでも輝く「富士」、「はやぶさ」のヘッドマーク、僕もその勇姿を目に焼き付けたかったです。