5000形
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40年経過しても未だ現役の5000形1次車
(撮影場所:小田原線南新宿駅 撮影日:2010年9月3日)
営業最高速度 | 100 km/h |
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設計最高速度 | 110 km/h |
起動加速度 | 2.4 km/h/s |
1969年、急行・準急列車向けに製造された4扉・ロングシートの車両。最初に4両編成として登場し、1978年からは6両編成(5200形と呼ばれる)による増備が開始され、収容力の低い旧型車両を置き換え、輸送力増強に大きく貢献した。
外観はアイボリーをベースとしてコーポレートカラーのロイヤルブルーの帯を巻いたカラーリングとなっており、この形式で初めて採用されたカラーリングである。また、前面は青帯の下にブランドマークをおいている他の現役の通勤型車両とは異なり、青帯の中にブランドマークが貼りつけられている。
4両編成(5000形)と6両編成(5200形)の製造期間の間に地下鉄直通車両の9000形が製造されているため、6両編成(5200形)には9000形の特徴がフィードバックされている。従って、側面窓の形状や起動加速度などが異なる。
4両編成15本、6両編成20本が製造されたが、後継車により次々に淘汰されており、現在所属している車両数は少なくなっている。
管理人の編集後記
登場からすでに40年経過している最後の「小田急顔」の車両です。
少なくなりつつあるこの車両を撮影できたのは本当に嬉しいです。さらに調べていって撮影した車両が1次車であることを知り、うれしさ倍増です。
40年経っても優等列車として活躍しているところを見ると、脱帽です。