複線の線形
線形による駅の分類として、複線では、
・一般駅(待ち合い設備も折り返しも無い駅)
・待合駅(優等列車の追い越し待ちを行う駅)
・折り返し駅(折り返し線のみ。路線の端にある駅)
・待合+折り返し駅(折り返しとともに優等列車の追い越し待ちを行う駅)
の4つでした(複線には入れ替えの設備は必要ないため)。この4つについて順に説明をしていきましょう。
@ 一般駅
複線に駅を置くだけ |
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2本の線路上に1面2線または2面2線の駅を置くだけで可能です。
ここには長時間停車する必要は無いため、停車したらとっとと駅を発車するようにダイヤはピストン輸送に設定しておきましょう。
A 待合駅
外側で813系が待ち、 中央の本線を特急が走る |
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2本の線路の中央に2面4線の駅を置き、片側に広がるようにポイントを設置します。
普通列車はポイントを曲がって外側の待避線に入り、まっすぐ入ってくる優等列車を待ちます。
優等列車が停車なら緩急接続、通過なら通過待ちの後に、普通列車を発車させます。
ポイントの設定は待合をする普通列車が入ってくるときだけ「カーブ」に設定するといいでしょう。
B 折り返し駅
理論上は1面1線でOK |
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理論上はポイントをつくり、1本に集まるように1面1線の駅を置くだけでOKです。
ただ、それだと街の発展をしない、街の景観が悪い可能性がありますので、たとえ使わなくても、1面2線の駅にしておいたほうがいいと思います。
C 待合+折り返し駅
883系は先に発車 813系はその後に発車だ |
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2本の本線に交差するようにポイントを置き、必要ならばそこから駅のホームに向かってポイントで広げていけばいいです。
この駅でよく忘れるのが、ポイントの設定ですが、電車は自動車を同じく左側通行なので、必ず複線の左側を走るようにポイントを終日設定しておきましょう。
ダイヤ設定時はどの列車が何番線に到着するかをあらかじめメモをしておくと、混乱せずにすみます。