複々線の線形
線形による駅の分類として、単線では、
・一般駅(待ち合い設備も折り返しも無い駅)
・待合駅(優等列車の追い越し待ちを行う駅)
・折り返し駅(折り返し線のみ。路線の端にある駅)
・待合+折り返し駅(折り返しとともに優等列車の追い越し待ちを行う駅)
の4つでした(複線には入れ替えの設備は必要ないため)。この4つについて順に説明をしていきましょう。
@ 一般駅
複々線の場合、一般駅でも2面4線の大規模駅が必要になります。
ここでは、複々線の2つの種類について説明したいと思います。
複々線には「線路別複々線」と「方向別複々線」の2つがあります。
「線路別複々線」は、複線を2本並べた形と同じく、首都圏なら東京〜横浜間の京浜東北線と東海道本線、関西なら新長田〜西明石間の山陽本線などが挙げられます。
2つの路線を並列して並べるほか、普通列車(電車線)と優等列車(列車線)を区別する事もできます。利点としては後で述べる折り返し駅での設備が簡略化できる点、欠点としては乗り換えの際に同じホームではなく、別のホームに停車する電車に乗り換えしなければならない点です。
「方向別複々線」は、同じ方向に進む線路を隣に2本並べた形になります。首都圏なら田端〜田町間の京浜東北線と山手線、関西なら草津〜新長田間の東海道・山陽本線などが挙げられます。
利点は同じホームに電車が停車するため、乗換えがスムーズになる点、欠点としては折り返しや路線分離の際に交差する必要がある点です。この点については折り返し駅の項で説明します。
線路別複々線 特急が右側、普通が左側を走る |
方向別複々線 特急が外側、普通が内側を走る |
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A 待合駅
この形で何とかなりそう。 |
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A21Cには同じレベルに5本以上の線路を持つ駅は無いため、ここは無理矢理ですが、4面8線の複合型駅舎を使っていきましょう。
このタイプは内側を地上に、外側を勾配を使って高架に持っていった線形になっています。地上は外側で退避、高架は内側で退避という形になります。
待合をする列車は駅に入る前のポイントを曲がり、優等列車が発車するまで停車して待つ形になります。
B 折り返し駅
線路別複々線と方向別複々線の2つで折り返し設備に違いがありますので注意しましょう。
線路別複々線の場合は端っこの駅からポイントを設けて常に左側になるように設定するだけでOKです。
方向別複々線の場合だと、線路別複々線の折り返し設備のほかに立体交差をする必要があります。立体交差によって方向別複々線を線路別複々線にしてから折り返しを行います。
線路別複々線 常に左側になるように設定 |
方向別複々線 立体交差が必要 |
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C 待合+折り返し駅
折り返し駅に待合の機能を持たせるには同時に停車する車両の数によって駅の大きさを変えていくだけでOKです。
ただ、複々線の場合は2つ以上の列車を同時停車させるとき、2面4線では足りないので複合型を使う必要があります。
ここでも方向別複々線では立体交差をする必要がありますので注意してください。
線路別複々線 常に左側になるように設定 |
方向別複々線 立体交差が必要 |
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