ダイヤデータNo.2 | 普通列車よりも快速列車を多くする |
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最適な路線 | 主要路線だが閑散地区がある路線 |
路線本数 | 複線 |
街の中核を担う中心的な路線に閑散地区、すなわち農業地区がある場合は、「接続に改善が必要」というメッセージがよく発生します。
主要路線で本数を増やしたいが、農業地区も含むので本数を多くすれば多くするほど無駄が生じるという矛盾が発生しますね。
そんな時は普通列車よりも快速列車の本数を増やして農業地区を通過させ、都市間での輸送に力を入れましょう。
こうすれば住宅街や商業街などは本数が多くなり、農業地区などの閑散地域に列車を止める必要が無いので、無駄がないことが分かります。
実際に快速などの通過列車が普通列車に比べて本数が多いという路線は思い当たりませんが、A21Cでは大変有効な運用方法なので、是非参考にしてみてください。
それでは、このダイヤを応用してA21Cのダイヤにしてみましょう。
今回は2009年10月30日公開の「小勢市」の主要路線、小勢本線のダイヤの一部を使います。
小勢本線のダイヤ(普通と快速のみ) |
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小勢本線の小羽〜小勢間には、来成駅と郷瀬駅という2つの農業駅があります。
普通列車は各駅停車で黒い線、快速列車は来成駅と郷瀬駅を通過し、そのほかは全駅停車としており、青い線で表現しています。
ここで注目してほしいのが、黒い線の数と青い線の数です。青い線の数が黒い線の数の2倍ありますね。
すなわち、この路線は普通列車が4時間に1本、快速列車が2時間に1本来るというダイヤになっており、快速列車のほうが本数が多くなっていることが分かります。
ちなみに、本物の小勢本線のダイヤは普通列車・快速列車にさらに新快速・特急・貨物列車が通る過密ダイヤになっています。
あえて快速列車の本数を多くして閑散地域の本数を減らすことはなかなか思いつきにくいですが、結構効果はあるので、実際にやってみてください。
OuDiaを使った基本的なダイヤ設定方法はこちらをご覧ください。