500系
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500系の写真館を開設しました。こちらで公開しております。
名古屋駅に到着する500系のぞみ(撮影場所:名古屋駅 撮影日:2007年1月14日)
定期運行の特急 |
こだま (新大阪〜博多) |
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営業最高速度 | 300 km/h |
設計最高速度 | 350 km/h |
起動加速度 | 1.92 km/h/s |
1996年より、山陽新幹線のより一層の高速化を目指してJR西日本が単独で開発した車両。 1992年に開発された500系900番台(新幹線高速試験電車「WIN350」)の試験終了とともに開発され、WIN350と同様、時速350kmで運行する予定で設計されたが、騒音基準を超えてしまうことが原因で時速300km運転となった。
運転開始時表定速度242.5km/hと、2停車駅間の平均速度261.8km/hは、フランス国鉄の「TGV」を上回る世界最速であり、1997年のギネス・ワールド・レコーズに掲載された。また、2007年以降に登場したN700系も300km/h運転であるが、ダイヤを設定する上での参考になる速度種別では、500系のほうが速く、未だに国内営業用車両の最速の座を譲ってはいない。
2010年2月28日にN700系の運用開始のため、全ての500系「のぞみ」がN700系に置き換わることになった。同時に東海道新幹線からは引退となり、現在500系は8両に短編成化した後、山陽新幹線区間内の「こだま」に転用されている。
博多駅に到着する500系のぞみ(撮影場所:博多駅 撮影日:2008年11月8日)
管理人の編集後記
現在も根強い人気を博している新幹線ですね。
新幹線の歴史を変え、海外にその存在感を知らしめたこの車両の特徴は、なんと言ってもこの先頭部分でしょう。
従来の新幹線とはまったく違ったスピードに拘った車両のつくりは、いつまでたっても人々を魅了し続けると思います。
N700系に押されて現在は大阪より東では見られなくなってしまいましたが、この根強い人気はいつまでも続いてくれるといいなと思います。