ハイモ295形
ハイモ295形の写真館を開設しました。こちらで公開しております。
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広大な空の下、三木鉄道の転換車両が走り抜ける(撮影場所:樽見線本巣〜織部間 撮影日:2009年9月11日)
「ハイモ」とは「ハイスピードモーターカー」の略で、これに機関出力を組み合わせて気動車化している。
ハイモ180形の置き換えにより富士重工業、新潟トランシスで新製された車両と、元三木鉄道ミキ300−105から編入したハイモ295−610が存在する。
写真の車両は三木鉄道廃止時に競売にかけられていたミキ300形2両のうち、樽見鉄道が落札した車両のひとつである。
クリーム色を主体としたピンク・ブルーのラインという、三木鉄道時代の塗装のまま運行を行っている。
車内はセミクロスシートで、広告掲示欄にはこの車両の落札から編入に至るまでを紹介した写真が掲示されている。
新潟トランシスで製造されたハイモ295−510は、デジタル式運賃表示機、行先表示幕のLED化などが行われ、内装も新しい雰囲気を感じることができる。
基本的に旧型車両であるハイモ230形と共通運用されているため、狙った列車に乗ることは難しい。
LED行先表示機をもったハイモ295形(撮影場所:樽見線北方真桑〜モレラ岐阜間 撮影日:2009年9月1日)
管理人の編集後記
2009年春、久々に学校の寮に戻ってきたときに樽見鉄道で見たことの無い車両を見ました。
樽見鉄道にしては珍しいクリーム色の塗装、セミクロスシート・・・。
後々三木鉄道から編入されたものだと知りました。三木鉄道の塗装のまま運用させるとは、樽見鉄道も粋な計らいをしてくれます。
三木鉄道の思い出とともに、この車両は走り続けるのですね。