10000形
写真をクリックすると拡大します(サイズは100〜300KB程です。)
新宿へ向かう10000形。窓の大きさと位置はHiSEならでは
(撮影場所:小田原線南新宿駅 撮影日:2010年9月3日)
定期運行の特急 |
はこね(新宿〜箱根湯本) さがみ(新宿〜小田原) |
---|---|
営業最高速度 | 110 km/h |
設計最高速度 | 140 km/h |
起動加速度 | 2.0 km/h/s |
小田急開業60周年と21世紀に通用する次世代特急として1987年12月に登場。
愛称は「HiSE(High-decker/High-grade/High-level Super Express)」
翌年1988年には鉄道友の会第31回ブルーリボン賞を受賞している。
今までのロマンスカーと配色を大きく変え白ベースにワインレッドのラインを加えた塗装となっている。
これは7000形「LSE」のリニューアル工事での配色変更デザインにも採用されている。
展望席以外は床面が高いハイデッカー車となっており、観光特急として車窓風景をより良く楽しむため工夫されている。
登場当初は11両編成4本で運行されていたが、50000形「VSE」の登場に伴い余剰となった2編成が長野電鉄に譲渡され、長野電鉄1000系として運用されている。
南新宿駅を通過する10000形(撮影場所:小田原線南新宿駅 撮影日:2010年9月3日)
管理人の編集後記
鉄道模型KATOのカタログを見て、すごく印象に残った車両の一つです。
連接台車のため車両長は短く、流線型の先頭がすごく印象的だったことを覚えています。
それから数年、東京旅行でHiSEの窓の高さに改めて驚きました。
「これぞ観光特急」というべき車両、21世紀になっても人々の目を惹きつけ続けていきます。