東武鉄道 6050系
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スカイツリーの下で。
(撮影場所:伊勢崎線業平橋駅 撮影日:2010年9月3日)
設計最高速度 | 110 km/h |
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営業最高速度 | 110 km/h |
起動加速度 | 1.65 km/h/s |
6000系の車体更新車として、野岩鉄道会津鬼怒川線の開業を間近に控えた1985年より登場した形式。
新規路線への直通運転開始のため、既存の6000系の主要機器を流用した形でまったく新しい車両を作りだした。
車体更新車としては2両編成22本、計44両が登場しているほか、1988年に完全新造車が7本増備され、一部電車が野岩鉄道や会津鉄道に譲渡されている。
2ドアの近郊型電車であり、登場当初は座席指定制の各種快速急行として運用されていたが、のちに300系に置き換えられ、現在は主に東武伊勢崎線・日光線・鬼怒川線・野岩鉄道会津鬼怒川線・会津鉄道会津線を直通する快速や区間快速列車として運用されている。
外観の塗装は白をベースとして赤とオレンジのラインを巻くデザインとなった。これはのちに開発される100系や、300系などの配色パターンに受け継がれている。
管理人の編集後記
赤とオレンジの幕が印象的な、大手私鉄の近郊型列車です。
この配色はJRでもなかなか無くて、私鉄ならではの配色ではないかと思います。
また、この電車の生い立ちも特徴的。1964年に登場した6000系がベースとなっていると思うと、東武鉄道の歴史を感じます。
直通先の野岩鉄道や会津鉄道でも、ぜひ撮影しておきたい車両ですね。