373系
373系の写真館を開設しました。こちらで公開しております。
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単線ダイヤを縫って豊橋に帰る373系。この区間は複線なので接続待ちの必要はない。
(撮影場所:飯田線船町〜下地間 撮影日:2010年9月18日)
定期運行の特急 |
ワイドビュー伊那路 (豊橋〜飯田) ワイドビューふじかわ(静岡〜甲府) |
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設計最高速度 | 120 km/h |
営業最高速度 | 120 km/h |
起動加速度 | 2.1 km/h/s |
コンセプトとしては165系及び185系のように特急から普通列車の運用までオールマイティにこなせる列車。
実際に「セントラルライナー」の増発時に313系8000番台の代替運用を行い、東海地区の新快速にも投入されたことがある。
全車普通車でリクライニングシートが並んでいるが、この列車の特徴としてデッキとの仕切りに扉が無いことが挙げられる。またドアも両開き式で、普通列車の運用に合うものとなっている。
2007年3月に「ワイドビュー東海」が廃止され、2009年3月には「ムーンライトながら」が臨時列車化されJR東日本183系に置き換わるなど、この列車の運用が減ってはいるものの、汎用性の高い列車であるのでホームライナーやその他快速列車に充当されている。
ヘッドライトが輝く373系(撮影場所:東海道本線穂積駅 撮影日:2009年5月13日)
管理人の編集後記
「日本一遅い特急」である「ワイドビュー伊那路」を運用している373系です。
しかし、その設備はいたってシンプル。オールマイティながらしっかりとした居住スペースを備えています。
この列車には5回くらい乗ったことがあり、そのほとんどが午前中2往復する大垣〜米原間の普通列車です。
本数の割に乗客が多く、373系3両ではカバーできないほどデッキに人が詰められます。まさに座れば天国、立てば地獄の世界です。
主に静岡地区の運用が多くなかなか名古屋あたりには来てくれないのであまり写真は撮れませんが、少ないチャンスをものにしたいと思わせてくれる特急ですね。