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Urban eXpress Museum - Top - 特集記事バックナンバー - 2011年4月6日 - 4

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4.他にもたくさん!改正版の工夫点



今回制作した自作街には、他にも様々な魅力が満載です!
このページでは、そんな魅力や工夫点を、たくさん紹介していきます!


特急「みやび」の発車時刻


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改正前の宮松線ダイヤ
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改正後の宮松線ダイヤ
改正前の小勢市の特急「みやび」の上り列車は、小勢本線と宮松線のダイヤの都合上、沖蔵駅を長時間停車する必要がありました。
そのため、始発駅である小羽駅でも長時間停車する必要があり、小羽駅で停車する時間も長くなってしまって、奥見本線の小羽駅に入る列車の本数に制限が出てくるという悪影響がありました。
今回、特急「みやび」の発車時間を改め、宮松線の普通列車が小勢本線に乗り入れる時間を変更することによって、小羽駅で2時間の余裕をもたせることが出来ました。

この2時間の余裕、すっごく重要なんです。

上りの特急「みやび」が小羽駅に到着して、下りの特急「みやび」として折り返すための時間が2時間になることによって、小羽〜奥見間の普通列車としての間合い運用が可能になるんです。
これにより、小羽駅に長時間停車する必要がないうえ、小羽〜奥見間の輸送力補強にもなる、まさに一石二鳥のダイヤとなりました。

また、磯勢線開通により、特急「みやび」の停車駅が沖蔵駅から磯谷駅に変更する際の処理も、沖蔵駅を長時間停車していた改正前の時には普通列車にも影響を与えるものだったものが、全ての列車の発車時刻の変更なしで停車駅変更だけでよいものとなりました。



新快速「こせいライナー」と直通快速「おうみライナー」


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小羽駅時刻表(PDF)
直通快速「おうみライナー」の運行区間の延長により、小羽〜小勢間の快速列車が大増発されました。
小勢本線を経由する新快速「こせいライナー」2時間に1本、直通快速「おうみライナー」も2時間に1本のため、それぞれ発車時刻を1時間ずらすことで、小羽〜小勢間を結ぶ快速列車は1時間に1本発車することになります。
小羽駅から小勢駅に向かいたい乗客は、「こせいライナー」か「おうみライナー」のどちらか先に来た方を乗れば良いことになりますね。

このように、経由地が違うものの同じ区間を結ぶ快速列車の発車時刻をずらすことで、その快速列車どうしが競合しあわないように考慮してダイヤ設定を行いました。



ダイヤの穴をかいくぐった貨物列車


改正前の小勢市の大きな特長の一つとして、貨物専用路線がないという点がありました。
改正後の小勢市にも、その大きな特長は受け継がれています。
ただし、ダイヤ改正により以下の変更を行いました。


奥勢線や小勢駅の線路容量がいっぱいいっぱいであることなどを考慮して貨物列車のダイヤ改正を行いました。
これによって、小羽・奥見地区へ1日4本、松本地区へ1日2本の資材供給を行っています。
実は発展してからも街の維持にはこの程度の資材供給が必要で、それだけ大きな街に成長していることを物語っています。



スタジアムの隣にオフィスビルが建つ小勢市の観光都市


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蓑山駅
奥見本線北小羽駅や奥勢線蓑山駅は、今回の改正版において再区画化(もう一度街を建て直すこと)を行いました。
それによって、大きくその性格を変化させました。

以前は観光施設が多く建つ純粋な観光都市でしたが、再区画化後は観光施設の隣に高層ビルが建ち並ぶ複合型の商業都市になりました。

これは、観光誘致で最高発展した後に今度は商業誘致を行うという手法を用いたからです。
割と有名で、僕もよく実践していますが、今までうまく発展してくれませんでした。
しかし、奥見駅や小勢駅などの巨大な都市の影響で、高層ビルが建ち並ぶ面白い街並みになりました。

小勢市の人口増加や産業ポイント増加の大きな要素となっています。



複雑に入り組んだ小勢駅


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小勢駅の接続路線
小勢市の中心駅である小勢駅は、改正前よりはるかに複雑なものとなりました。
小勢本線奥勢線で15分に1本列車が来ることもあるうえ、
小勢本線から海岸線に乗り入れる直通快速「シーライナー」や、4時間に1本「シーライナー」の代わりに小勢〜宮内間の本数を補っている小勢駅折り返しの普通列車は、小勢本線系統でも中央の奥勢線用のホームに停車させる必要があります。

また、新たに開通した磯勢線の入る隙も考えると、周辺のポイント設定は複雑を極めました。

この複雑なポイント設定で大きく参考になったのが、2010年の最高傑作である越岡市越岡市中央駅だったんです。
この駅も2面4線ながら3つの路線が終結する越岡市の中心駅となっており、ダイヤ設定が本当に大変でした。
この駅で設定した方法を小勢市にフィードバックして小勢駅に使い、電車と停車するホームの整理をより単純に行うことができました。

こうやって、「なんとか小勢市以上の街を!」と頑張って創り上げた街の知識を使って、また小勢市をよりよいものにしていくという事ができたのは、僕にとってものすごく大きいことだったと思います。



特急「みやび」の間合い運用


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奥見駅2階の風景
先程の特急「みやび」の話の続きになりますが、小羽駅で2時間の余裕ができた特急「みやび」の間合い運用として、小羽〜奥見間の普通列車としての運行を行いました。

この特急「みやび」の間合いを利用して運用した普通列車も、ちょっとした工夫がなされているんです。

実は、この普通列車は奥見駅で特別快速「やまと」の小勢行き同じホームで接続するんです。
これはたまたま、この普通列車の奥見駅での発車時刻が特別快速「やまと」と同じであったことから、「もっと乗り換えを楽にしよう」ということで停車するホームを変更したんです。
普通は奥見本線の列車なので奥見駅の1階(地上)に停めるものなのですが、ちょっとした工夫で街の利便性が大きく上がるので、こういう工夫を欠かせていません。


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